ゆったりとサーフィンを楽しみたいという方にお勧めの8'4"マグナム。 もともとは、体格の大きいサーファーのために作られたマグナムは、ボリュームがあるので、小柄な女性から大柄な男性までレベルに関係なくパドルスピードを得やすく波をキャッチしやすいボードです。 波の小さいポイントやパワーの無い波で練習をする機会が多いサーファーには、ボードの長さとボリュームが必要ですね。 Bic8'4"マグナムはそんなサーファーの要望にぴったりとはまったボードです。 このボードでサーフィンを始めて、たくさん波に乗り、どんどん上手くなるサーファーがたくさん出てきています。 8'4"マグナムなら、初心者には、セミロングサイズのボード長なので取り回しもOK。ボードの動きもルーズに動いてくれるので着実にレベルアップできるし、中級者は様々なサーフブレイクでもスピードに乗ったサーフィンが楽しめるのです。 Happy Surfing!

8'4''マグナム

波をキャッチしてテイクオフし、ターンにつなぐという基本動作を学ぶのに最適なモデル。十分なボリュームがあり、初心者のステップアップに適している。dura-tec工法による丈夫さも、ボードの扱いに不慣れな初心者には嬉しいポイントだ

Peter Pan(Rhode Island, US)

米国東海岸のウェーブのアイコン、ピーターは40年前からサーフィンを始め、1996年にサーフィンホールに殿堂入りしました。オールラウンドなウォーターマンであるピーターは、数多くのサーフィン大会を監督し、ショートボード、ロングボード、ボディーボード、ニーボードと無数のタイトルを保持しています。カラフルなキャラクターでサーフィン界の偉人の一人、彼は10年近くBICスポーツのリサーチとデザインチームの不可欠な一部となっています。

サーフィンを始めたのはいつから？

1963年。友人のノーマンと一緒にね。彼が女の子と出会うのにいいっていうからさ。あんまり泳ぎは得意じゃなかったから乗り気じゃなかったんだけどね。

好きなサーフィンスポットはありますか？

サーフィンを始めた同じ場所。たぶん世界でもワーストなビーチブレイク。。

ロードアイランドのナラガンセットだよ。ビッグクローズアウト、ダンピングするポンド。悪いリッピング。ヘビーな引き波。大好きなんだ。

今までで一番いい波は？

ペルーのPacasmayoのレフトピーラー。BICのワールドワンデザインチャンピオンシップのジャッジで行ったんだ。まさにパーフェクトなサンドボトムのブレイクでのコンテストで。でも十分に乗れなかった。

BICにはどうやって参加したんですか?

ロードアイランドのショップでたくさんボードを売って、僕がどれだけBICのボードが好きかをBICのセールスチームが聞きつけて東海岸でやってくれないかって誘われたんだよ。1999年だったかな。それ以来ずっと。

サーフィンスクールを始めたきっかけは？

ちょうど1978年にサーフショップでスラクチャーレッスンを始めて。ちょうど適切なサーフレッスンを受けたいビギナーの人がいたんだけど誰も教えられる人がいなくてね。それからもう何年もビルドアップし続けて、今ではニューイングランドの凍える様な真冬の海でもやってるよ。

サーフキャンプではどんなことをするんですか？

ワールドクラスのウェーブスポットでもあるロードアイランドのMatunuckポイントで夏休みに４日間のサーフキャンプをしてます。だいたい９歳から１４歳の子供たち対象で。パドリングなどサーフィンの基礎からMatunuck Pointのとにかくいろんなことを教えています。同じ場所で大人向けのワンデイキャンプもしています。

米国以外でもする予定はありますか？

僕はピーター原理を信じてる。「あなたはホームラン級の馬鹿だから、その場にとどまるべき」ってね。

サーフィンレッスンを受けたい人に何かアドバイスを

電話、メール、ファックスをください。僕はサーフィンを教えるのが大好きなんです。18歳から45歳ぐらいの女性が優先されます（笑）。冗談はさておき、ボーイフレンドや友達からでなく、ちゃんとしたプロの公認インストラクターから学ぶべきです。友達から教わったんじゃじゃうまくいかない。

初めてボードを買う人には何がオススメですか？

それはもちろん、BICのマグナム。安いし、フルフローテションで、９０から１８０ポンドの人でも簡単にサーフィンが学べるモデルです。オールコンディションで波をキャッチでき、簡単にパドルできる様にデザインしました。２００ポンド以上ある方なら、11'4のSUPモデルをオススメします。男女関係なくマグナムの様に乗れるモデルです。

ちょっと経験がある人には？

ぼくはBICを愛してるって言ったよね。ショートボーダーには、、6'2" CTS Shortboard、もうちょっと大きめなクルージングボードには7'6" Performer、ロンガーにはもちろんBICのロングボードシリーズだね。Gerardがシェイプした 9' CTSロングが大好きなんだ。もう10年以上乗ってて、他に乗り換えるものがない。１５０ポンド以下のサーファーには賢い選択。１５０から１９０ポンドの人ならナットヤング。１９０ポンド以上の人には10'ノーズライダーがオススメです

パドルは何を使ってますか？

ボードに合わせて全部BICで揃えてます。新しいブレードが小さめのフルカーボンパドルを、ちょうどよいサイズでカットしてカスタマイズしています。

超軽量パドルで、長く漕いでいても疲れません。サーフィンにも使えます。

来シーズンに向けてのプランは？

Eastern Surfing AssociationのSUPディビジョンでのツーリングレースとウェーブのレース両方には続けて出たいですね。タイトル防衛と新しいレースでのタイトルを狙っています。あと北東部のあちこちでデモとクラスを計画しています。BIC SUP ワンデザインチャレンジで色々な企画を練っています

Photos: Joe Mc Govern

ACS構造 (Aerated Cellular Structure )

サーフィンを習い始めたとき、楽しく波に乗れるボード選びに必要な３つのキーポイント： 1. ビギナー向けで上達を促すシェイプのボードであること 2. 傷がつきにくく丈夫なボードで、こわれにくいもの 3. 低価格でパフォーマンスを備えたボード

ビギナーから中級レベルのサーファーにお勧めの、丈夫で乗りやすい低価格のボードはACSボードのラインです。

構造上の技術：ACSサーフボードは、通常ではファイバーグラスを用いる内側の素材にポリウレタン・フォームを使い、それにモールド加工したポリエチレンを外側に殻のように用いた工法でつくられています。そのため傷や穴がつきにくく、海から出る度にリペアしなければならないファイバーグラスのボードと大きく異なります。

中級レベルのサーファーが乗りやすい

長い間使える

重過ぎず，軽過ぎず適度な重量

ボールペンやライターで世界的に有名なBicがスポーツ部門を作ったのが1979年のことでした。

最初の商品は、ウィンドサーフィン、手漕ぎのボートでした。もちろんこれらの商品は、今でも健在に販売しています。

30年以上前のウィンドサーフィンはすべてポリエチレンの外皮とウレタンフォームの芯材でできていました。 そのメリットは非常に丈夫であること、金型で量産ができること、そのため製品価格を低く設定できることでした。

当時デメリットもありましたので付け加えておきます。「重さ」です。でもこれはボードサイズがウィンドのボードに比べて、はるかに小さいサーフボードにはさほど影響がないことがわかり、Bicサーフボードの製法として採用したのです。それが、Bic社のACS製法です。

ACS製法でできるサーフボードの適度な重量は、サーフボードそのものの推進力につながるため、特に波においていかれがちな初心者には実は大切な要素なのです。

まずは、多くの波に乗ることが上達への近道です。陸上でほんの少し重めに感じるBicでも、海の上でその重さを感じることはありません。 むしろ、その適度な重たさゆえによく波に乗って進んでくれるBicでサーフィンを始めることは大正解なのです。

それと、Bicの丈夫さは特筆すべきですね。ビギナーのころは誰でもボードをよく壊します。家から出る時、階段をおりる時、車に載せるとき、駐車場で、ビーチまでのわずかな道のりで、ほら、海に入る前にすでにボードはクラッシュの可能性に満ち溢れているでしょ？

Bicはちょっとやそっとでは、クラッシュしませんよ～　特にACS製は丈夫です。さあ、Bicでサーフィンをはじめましょう。